めまいを知る(下)症状改善のカギ…寝方、水分摂取、カルシウム&ビタミンD

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 いきなり45度がつらければ、15~20度から始め、少しずつ角度を上げればよい。良性発作性頭位めまい症患者88人の協力を得た臨床研究では、半年間実践したグループはめまいの指標となる眼振の消失率が有意に高まり、自覚するめまいの強さも平均で半分程度まで軽くなったという。

「それでも改善を感じにくい人は、耳石が三半規管の組織に入り込み、なかなか消えなくなっている場合があります。柱などまっすぐな物を1メートルほど離れて見つめながら、頭を左右に30度ずつゆっくり傾けて戻す『耳石器リハビリテーション』を、1回10往復、1日2、3セット試してみてください」

■薬の効果を上回る2つの生活習慣

 メニエール病の治療法は、投薬、中耳加圧療法(専用装置で鼓膜に加圧刺激を加える)、手術。ただし、いずれもリンパ液そのものを減らす治療法ではなく、セルフケアが柱になる。

「水分摂取と運動、この2つを習慣にしてください。さらに部屋を暗くした中での6~7時間の睡眠も有効です。ストレスに関わるホルモンが下がり、体内の水分バランスが整いやすくなります」

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