(1)「喉が痛い? 風邪ですね」…内科医の診断の大間違い
でも、本当に風邪でしょうか? 内科の診断で万全でしょうか。じつは、口を「あーん」と開けても、診断に必要な喉の部分は見えないことが多いのです。内科医はのどちんこ(口蓋垂)や中咽頭が赤く腫れているのを見て、風邪と判断するわけですが、喉の違和感には、口を「あーん」と開けただけでは見えない上咽頭や下咽頭、扁桃腺(扁桃)に異変が現れていることも多いのです。それを確認するには、喉のどこが痛いか、発熱はないかなどを確認し、必要に応じて喉や鼻にファイバースコープを挿入しチェックしなければなりません。
たとえば、喉の下のほうが痛いときは、頻度は多くはありませんが、「急性喉頭蓋炎」という危険な疾患の可能性があります。嚥下困難や呼吸困難のリスクが出てくることがあるので、耳鼻咽喉科にかかってファイバースコープで確認することが必要です。
喉の両脇にある扁桃腺は、口を開けて見える手前側が赤くなるなどの症状がある場合は口の中を見れば診断がつく場合もありますが、扁桃の内側の見えない側に炎症が起きているときは首や耳など、外側に症状が出ることもあります。口の中を見ただけでは診断がつきません。


















