発売当初は関西、関東で明暗…ミツカン「味ぽん」成長秘話

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「鍋用調味料として売っていたため夏場が弱い。春になると大量に返品されていた」(長岡氏)

 そこで夏でも売れる商品にすべく、汎用メニューの提案を始める。まずは「おろし焼き肉」。脂っこい焼き肉も大根おろしと味ぽんでさっぱり食べられる。早速キャンペーンを打つと大反響で、以降、焼き魚や餃子など提案メニューはどんどん増えていく。90年代には「のっけもり」を考案。野菜と肉や魚を一緒においしく食べられるのが味ぽんの価値であるとの考えから、牛肉やかつおを使った野菜たっぷりののっけもりを提案すると、売り上げは右肩上がりとなった。

 00年代からはファミリー展開にも注力。原点ともいうべき「ぽん酢」(60年発売)はもとより、姉妹品「味ぽんMILD」や「かおりの蔵シリーズ」などの派生商品も多数揃えて快進撃を続ける。さっぱりおいしく食べるなら味ぽん。人気の理由だ。

「さっぱり味だからこそ何にでも合う。いろんな料理に使われることで味ぽんは成長してきた」(長岡氏)

 いまや万能調味料。メニュー提案はまだまだ続く。

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