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奥野修司ノンフィクション作家

▽おくの・しゅうじ 1948年、大阪府生まれ。「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で講談社ノンフィクション賞(05年)、大宅壮一ノンフィクション賞(06年)を受賞。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「本当は危ない国産食品 」(新潮新書)がある。

おいしい「一番茶」は毒まみれ…高濃度で農薬検出の衝撃

公開日: 更新日:
写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 日本の農家が大量に農薬を使っても問題にならなかった背景には、農薬の残留基準値があまりにもゆるすぎることにある。

 たとえばお茶だが、農水省のホームページには、お茶の栽培に使われる農薬は、実に200種類以上も掲載されている。

 その中には、たとえば台湾、アメリカ、オー… 

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