人事が欲しがる「職務経歴書」を書くための5つのポイント
中高年が転職を行うときに役立つ“5つのポイント”を紹介したい。
その1)キャリアの棚卸し
職務経歴書を書くときに「○○年入社、△△部□□課配属」などと入社から現在までずらずらと書く場合が多いが、これは棚卸しができていない証拠。経歴書にメリハリがなく、アピール度が低くなってしまう。
本来の経歴書はこう書く。
①「したこと」だけでなく「学んだこと」
②「成果」だけでなく「プロセス」
③「マネジメント実績」だけでなく「マネジメントの型」
これを念頭に書き出しておくことが必要だ。例えば「売り上げ1000万個以上」だけでなく、どんな戦略を立てたか、どんな失敗をして、それをどうやって乗り越えたかといったプロセスについて思い出しながら書く。マネジメントについてはメンバーに対してどのようなコミュニケーションの取り方をしたかなどを考える。