教諭体制は日本一も…“国公立の雄”筑波大付属小の落とし穴
■初年度の学費は慶応幼稚舎の6分の1程度
「筑附小にこれだけ受験者が殺到するのは、安い学費に加え、入試対策が立てやすいから。この高倍率だと、普通は受ける気がしないのですが、過去の試験内容を見ると、しっかり準備をすれば、合格できそうな気持ちになってくる。もちろん、現実はそんな簡単な話ではないのですが」
この学習塾スタッフは筑附小入試の対策が立てやすい理由として、ペーパーテストがあることを挙げる。他に体操、制作、集団活動の試験があるが、ペーパーの比重が高いのだ。ペーパーは「お話の記憶」と「図形」の二本立て。小学生前の子どもにとって難易度は低くないが、傾向がはっきりしているので、訓練すればするほど、成果に直結するのだという。
「決して誉められることではないかもしれませんが、筑附小の受験には詰め込み式の準備が非常に有効なのです。試験時間も全部でわずか1時間にすぎず、範囲がはっきりしているので、ピンポイントで集中的に教え込むことができる。一方、慶応幼稚舎にはペーパーテストはなく、時間は1時間40分ほどかかり、独創的なパフォーマンスが求められる。準備は必要ですが、画一的なやり方ではかえってマイナスになりかねない。そういう意味では、筑附小のほうが優等生タイプが受かりやすい学校だといえるでしょう」(同)
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