教諭体制は日本一も…“国公立の雄”筑波大付属小の落とし穴
だが、受験対策が万全だとしても、それだけで筑附小に入れるわけではない。試験は第1~3次選考まで、3段階あるのだ。ここまでレポートしてきた内容は、第2次選考についてのもの。第1次と第3次は抽選。いわゆるクジ引きである。
第1次選考で男子の約5割、女子の約4割が落とされ、試験の本番である第2次選考に進めない。そして第2次選考を通っても、第3次選考の抽選で男子も女子も4割近くが落とされてしまう。つまり、運がなければ、合格というハードルをクリアできないのだ。
■強運の持ち主ではなければ入れない
用意周到な受験対策にツキが加わって、晴れて筑附小の生徒になれるというわけだが、「それだけ、この学校の一員となる魅力は大きい」と話すのは同校のOBだ。
「ユニークな先生が多くて、授業が素晴らしいんです。自分の息子も筑附小を受験させ、第2次選考までは通ったものの、最後の抽選で外れてしまった。結局、区立小学校に入ったんですが、私が筑附小で受けてきた授業とまるで違って、先生たちに生徒の興味を惹こうという熱意がまったく見られない。改めて、筑附小の先生たちのレベルの高さを知ったんです」
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