著者のコラム一覧
藤倉善郎ジャーナリスト

1974年、東京都生まれ。カルト問題を20年以上にわたり取材。2009年にニュースサイト「やや日刊カルト新聞」を創刊し、総裁就任。著書に「『カルト宗教』取材したらこうだった」など。「徹底検証 日本の右傾化」(塚田穂高編著)、「だから知ってほしい『宗教2世』問題」「陰謀論と排外主義~分断社会を読み解く7つの視点~」などの共著も多数。

SNSで人々をあおり全国で講演活動、信奉者を集める「陰謀論者」たち

公開日: 更新日:

〈ウクライナはdeepステートが自分たちのために作ったような国です。人身売買、武器、麻薬の密輸、資金洗浄など好き勝手をしてきました〉

「ディープステート」(影の政府、DS)はトランプ前大統領を支持する陰謀論集団「Qアノン」が口にしてきた言葉として有名だ。彼らは「DSの一員であるアメリカの政治家やセレブは幼児性愛者であり、密かに幼児の人身売買をしている」とも主張している。

 A氏のブログの内容はこれと似ている。

〈ウクライナDSはトランプ大統領が攻撃するわけにはいきませんでしたので、プーチンがその役を担っているのです。攻撃と言ってもDSの基地を爆破しているだけです。世界中にばら撒く予定だった生物兵器の研究所とかです。そして、プーチンはそこの人々を解放しているのです。すべて計画通り。ウクライナの下はすごいトンネルがあります。子供たちや人身売買の震源地です。最終戦争です〉

 A氏にとってプーチンはトランプと同様にDSと戦うヒーローなのだ。


〈傍観するのではなく、全ての人が立ち上がるべきです。さあ、光の戦士の皆様よろしくお願いします〉

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