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多賀一晃生活家電.com主宰

大手メーカーで商品開発、企画を担当後に独立。「生活家電.com」主宰。

(35)空気清浄機は「大は小を兼ねる」だと思わぬ出費に…買う前に試算するのがベター

公開日: 更新日:

 また拡散を防ぐために、エアコンなどが作り出す気流はなるべく遮ること。以前、暖房を有効に使う時、気流をキャッチボールするように、気流を生かすセットが良いとしましたが、今回は、その逆。空気が動かないように対応します。

■海外の大型空清の強みと弱み

 さて、ターボという最強モードを使うのならば、よりデカい空清ならより的確に対応できるのでは? と思えます。それに応えるかのように、昨秋から、海外の大型空清が日本で相次いで発表されました。アイロボット社のKlaara(クラーラ)p7Pro(奥行き38.6センチ×幅36.8センチ×高さ59.9センチ、16キロ)は典型例。空気の掃除機ともいえる空清は、元々掃除機の技術と相性がすこぶるいいのです。

 どういう技術かというと「密閉」です。掃除機はゴミを吸い込むモーターパワーに関心が偏りがちですが、うまく吸い込むためには、空気の流れを制御する必要があります。どこからともなく空気が入ってきたり、出たりするのはちゃんとした掃除機にはあってはいけないこと。そこが大きなポイントなのですが「密閉」を甘く見ているモデルが存在します。

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