戸越銀座温泉 沈黙の中を耐えて10分。水風呂&磁気水シャワーにハマって3セット

公開日: 更新日:

花見がてら戸越銀座商店街を散策するときにオススメ

 浴場内の階段を上がってドアを開けると、ヒノキ造りの露天風呂がしつらえてある。和モダンで開放的な空間は、アーチ状の天井はめちゃ高く、外気をしっかり取り込む。浴槽の縁には行灯が置かれていて、趣がある。41度の軟水風呂に体を横たえてのんびりしたら、さてとサウナに行こう。

 サ室を備える2階浴場に戻ってドアを開けると、ジンワリとした熱さに包まれた。ヒノキ造りのベンチは上段ストレート、下段L字で、定員は7人ほど。上段に空席を見つけ、どっこいしょ。

 遠赤外線ガスストーブには蒸気が出る細工が施され、90度設定。正面のテレビの下にある時計を確認して、よぉし、10分ガンバルぞ!

 周りの人は沈黙を守りつつも、時々「ふぅぅ」「あ~」と声を漏らしている。2分ほどで汗がじわっと滴ってきた。思いっきり深呼吸したら、鼻の奥がチクチクしたのはご愛敬。ヒノキの香りが心地いい。7分経過。汗だく状態でも、体は楽で無理なく10分完遂。

 出てすぐのバイブラ水風呂でかけ水してから、ザブンすっと、チラーの16度は水温よりも冷たく感じた。深めの浴槽に肩までズッポリ漬かったせいか。ふぅ~。体が締まるぜ。

 富士山の壁絵下には、磁気水と軟水の立ちシャワーがあった。試してみると、磁気水シャワーは勢いが強い。その冷水を浴びたら、めっちゃタマランチ会長!

 サウナ10分&水風呂、磁気水シャワーのコースを1セットとして、合計3セット。露天の椅子でフンワリととのった。

 1階の食事処はコロナ禍以来営業停止中。自販機で缶チューハイ210円を購入し、ソファに座ってグビッグビッ。キンキンに冷えたレモンサワーが体にしみわたっていく。サウナの後は、震えるほどうまくて、一気に飲み干した。ぷふぅ、これだからサ活はヤメられまへん。

 花見がてら戸越銀座商店街を散策するときは、オススメの銭湯だった。

(イラスト・文=太田由紀)

「戸越銀座温泉」

(住)東京都品川区戸越2-1-6
(℡)03・3782・7400
(営)15~25時(日祝は8~12時も)
(休)金曜日

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    高市首相が今上陛下を「こんじょうへいか」と呼んだのは「不敬」なのか?

  2. 2

    税収が前年度比「9兆円増」の異様とカラクリ…恩恵なく生活が苦しい庶民から飛び交う怨嗟の声

  3. 3

    今や65歳以上の4人に1人が働く社会に…再雇用は当たり前、社員と同一労働、同一賃金への見直しも進む

  4. 4

    スマホ注文の「モバイルオーダー」はなぜ普及しないのか…マックやスタバでレジに行列ができる理由

  5. 5

    意外と批判は少数?「めちゃウザい」「お前イエローや!」本田圭佑の“言いたい放題W杯解説”はなぜウケた?

  1. 6

    日本の女性差別を国連も憂慮…高市首相は女性のはずなのに、なぜ女性・女系天皇に反対なのか

  2. 7

    ストレス過多なコールセンター業務 それでも「孤独よりマシ」というシニアの「底なしの孤立」

  3. 8

    今も続く「皇室典範」は出来の悪い法律…男の側に不妊の原因を求める発想がなかった時代の産物だ

  4. 9

    下高井戸「月見湯温泉」は新宿からすぐの人情味あふれる銭湯

  5. 10

    「派遣でコールセンター」とは正直に言えない…借金返済のため同業を掛け持ちするシニア男性の悲哀

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗の地上波ドラマはしばらく厳しいが…橋本愛の事態はもっと深刻

  2. 2

    小池栄子が一番の被害者? 佐藤二朗“ハラスメント騒動”に足引っ張られた「さよならノワール」の評価は上々

  3. 3

    戸郷が離脱、則本メッタ打ちで巨人が緊急補強へ…候補に挙がる「オリックス投手」の名前

  4. 4

    安青錦は「カラダ」より「アタマ」に課題…2ケタ勝利で大関復帰を果たせるか

  5. 5

    『ひよっこ』再放送記念、神回「ビートルズがやって来る」再録

  1. 6

    福山雅治も結婚後は苦戦…亀梨和也も正念場を迎えている

  2. 7

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  3. 8

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  4. 9

    高市首相が衆院集中審議に“出たくない”とブー垂れ…身内の自民国対「もう疲れ果てた…」ヘトヘトのお気の毒

  5. 10

    ベタ折れで肝いり法案断念の維新 吉村代表と馬場前代表にミゾで「国会組」vs「大阪組」のバトル勃発