路上飲酒規制は広がるのか? 渋谷区に続き新宿区も条例制定へ…都の他自治体にも聞いた

公開日: 更新日:

 飲酒の規制が強まりつつある──。

 渋谷区は3日、ハロウィーン期間などを対象にしていた路上飲酒を規制する条例を、通年の規制に改正する考えを示した。ハロウィーン期間の渋谷では、一部の人が暴徒化するなど問題視されていたのだが、条例の改正について渋谷区の安全対策課は「近年は時期に限らず訪日観光客を含む多くの人が訪れ、路上飲酒が常態化し、迷惑行為が問題になっている」と話した。

 これに続いたのが新宿区だ。区長が4日の定例記者会見で、ハロウィーン期間に新宿駅周辺や歌舞伎町での路上飲酒を制限する条例案を、今月開会の区議会に提出すると発表した。

 コロナ禍が明けて以降、路上で酒を飲む人は渋谷や新宿に限らず、都内の他の繁華街でもよく見られる。路上飲酒に対する警戒感が高まる中、規制の動きは広がるのか。繁華街がある都内の他自治体に聞いてみた。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    若手社員に「残業キャンセル界隈」増加中だって? それなら管理職は“指導キャンセル界隈”で

  2. 2

    農水省は「生産量が需要を大幅に上回る」と…“コメ余り”予想でも新米価格が下がらないワケ

  3. 3

    万博協会が中学生記者への記者証発行めぐり醜悪な“たらい回し”…「取材に行きたい」だけなのに!

  4. 4

    「共生社会のお手本」群馬県大泉町のいま 参院選でなぜ参政党候補が最多得票だったのか

  5. 5

    どうなる新浪剛史氏…潔白を主張しても疑いが晴れないところが薬物事件の怖さ

  1. 6

    9月19日から運用開始「スマホ保険証」はほぼ無意味…医療機関や患者を惑わす数々の“落とし穴”も

  2. 7

    小林鷹之氏と旧統一教会のズブズブ…総裁選出馬会見で突っ込まれ“逃げ”のトーンダウン

  3. 8

    丸亀製麺「年収最大2000万円」の仰天…「外食チェーン店長=稼げる」時代がやってきた?

  4. 9

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  5. 10

    大阪万博の目玉リング「市民公園」活用案に早くも漂うグダグダ感…コストは維持・管理含め約60億円

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    U18高校代表19人の全進路が判明!プロ志望は7人、投手3人は中大に内定、横浜高の4人は?

  2. 2

    中日についてオレが思うことを言っちゃおう。一向に補強もせず、本当に勝ちたいのだろうか

  3. 3

    錦織圭と西岡良仁の不調に共通する難題…男子テニスの〈パワー・精度〉は爆発的向上している

  4. 4

    森保JのW杯に大いなる不安…三笘薫は「突破力に陰り」、伊東純也は「完治しない故障」

  5. 5

    私のスケジュールを大公開…やっぱりゴルフが好きでなければ続けられません

  1. 6

    15年前に“茶髪&へそピアス”で話題だった美人陸上選手は39歳、2児のママ…「誹謗中傷もあって病んだことも」

  2. 7

    自民元議員・和田政宗氏が参政党に露骨なスリ寄り…宮城県知事選で政策協力、過激政策に“偽情報拡散”の懸念

  3. 8

    小泉今日子は商才もピカイチ! 還暦からの「自分がやりたいこと」を実現させる“先立つもの”の備え方

  4. 9

    司から竹内組長へ…山口組はどう変わるのか

  5. 10

    「時代に挑んだ男」加納典明(45)勝新太郎との交友「図体や印象より、遥かに鋭利なものを持っていた」