絵画から抜け出してきたような佳人…「夢二」の速水今日子ママにうっとり

公開日: 更新日:

 東西に6本、南北に1本の通りが交差する東京・新宿ゴールデン街。靖国通りに最も近い通称G1通りにあるのが「夢二」だ。隠れ家の入り口のような赤い引き戸を開けて2階へ延びる階段を上がれば、そこには大正時代に流行したミルクホールを模したモダンな空間が広がっている。

 笑顔で出迎えてくれるのは、和服が似合う速水今日子ママ。竹久夢二の絵画から抜け出してきたような佳人である。幼い頃から映画好き。京都・太秦でエキストラのアルバイトを経て上京後、本格的な俳優活動をスタートさせた。舞台やテレビ、映画で活躍し、ゴールデン街を舞台にした映画「つぐない~新宿ゴールデン街の女~」には企画から参加。出演もした。

「太秦でバイトをしているときに周囲の人から〈あんたは東京に行ったほうがいい〉と勧められてその気になって。それで養成所に入って飲食店でバイトしていたら、お客さまに〈夢二の描く美人画に似てる〉って言われて夢二の絵が好きになって(笑)」

 店内には竹久夢二の版画のほか、直筆のデッサンも飾られている。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方