絵画から抜け出してきたような佳人…「夢二」の速水今日子ママにうっとり

公開日: 更新日:

 東西に6本、南北に1本の通りが交差する東京・新宿ゴールデン街。靖国通りに最も近い通称G1通りにあるのが「夢二」だ。隠れ家の入り口のような赤い引き戸を開けて2階へ延びる階段を上がれば、そこには大正時代に流行したミルクホールを模したモダンな空間が広がっている。

 笑顔で出迎えてくれるのは、和服が似合う速水今日子ママ。竹久夢二の絵画から抜け出してきたような佳人である。幼い頃から映画好き。京都・太秦でエキストラのアルバイトを経て上京後、本格的な俳優活動をスタートさせた。舞台やテレビ、映画で活躍し、ゴールデン街を舞台にした映画「つぐない~新宿ゴールデン街の女~」には企画から参加。出演もした。

「太秦でバイトをしているときに周囲の人から〈あんたは東京に行ったほうがいい〉と勧められてその気になって。それで養成所に入って飲食店でバイトしていたら、お客さまに〈夢二の描く美人画に似てる〉って言われて夢二の絵が好きになって(笑)」

 店内には竹久夢二の版画のほか、直筆のデッサンも飾られている。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾