著者のコラム一覧
黒岩泰株式アナリスト

ディズニーランドと「熊」と「隈」…いつからこんなに高くなった?

公開日: 更新日:

 でも、実際は「どっちでもいい」らしい。クマもくまモンも、読み方は自由。日本語は常に変化しているし、「習うより慣れろ」って感じだ。

 そうこう言いながらも、老夫婦のケガは完治、念願のディズニー・デビューを果たした。孫に手を引かれ、真っ先に向かったのは、プーさんのハニーハント。

 しかし、ここで突然、あの悪夢が蘇る。甘い香りの奥に潜んでいたのは、赤いシャツを着た下半身露出のアイツ。

「出た! クマだ!」

 襲われたときの記憶がフラッシュバック。

「おじいちゃん、クマ⤵じゃないよ、クマ⤴だよ!」

 孫のどうでもいい指摘はさておき、今はこの場から逃れたい気持ち一心だ。

 冷や汗をかいた最初のアトラクション。「浦安も決して安全ではない」ことを認識した。しかも、入場チケットは1万900円! いつからこんなに高くなったのか。物価高はこんなところにも影響している。

「おっとアメ⤴が降ってきた。そろそろ、そこのハシ⤵を通って帰ろう」「もう帰るの? しかも、アメ⤴じゃなくてアメ⤵。ハシ⤵じゃなくてハシ⤴!」

 入場料、交通費、食事代……確かにディズニーの出費は痛かった。しかし、それより孫との関係が悪化したことは、もっと痛かった……。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  2. 2

    梅宮アンナ「10日婚」短期間で"また"深い関係に…「だから騙される」父・辰夫さんが語っていた恋愛癖

  3. 3

    国分太一が無期限活動休止へ…理由は重大コンプラ違反か? TV各局に全番組降板申し入れ、株式会社TOKIO解雇も

  4. 4

    吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題か...大谷の“献身投手復帰”で立場なし

  1. 6

    中学受験で慶応普通部に合格した「マドラス」御曹司・岩田剛典がパフォーマーの道に進むまで

  2. 7

    進次郎農相の化けの皮ズルズルはがれる…“コンバイン発言”で大炎上、これじゃあ7月参院選まで人気持たず

  3. 8

    砂川リチャード抱える巨人のジレンマ…“どうしても”の出血トレードが首絞める

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  5. 10

    「育成」頭打ちの巨人と若手台頭の日本ハムには彼我の差が…評論家・山崎裕之氏がバッサリ