獣医師への相談は“はじめの一歩”…ペットの埋葬、私の考え方を紹介します

公開日: 更新日:

■あまりに高額な場合は…

 霊園によっては「葬儀のグレードに応じた紹介料をお支払いします。高めの葬儀を勧めていただけませんか」と厚かましい要求を平然としてくるところもあります。その手法に呆れて一切紹介していませんでしたが、その霊園の依頼を受けたであろうウェブ広告会社が「待合室のモニターに○○霊園のPR動画を流しませんか」と営業。「利用に結びつけば、紹介料などが支払われます」と念押ししてきたこともありました。

 獣医師への相談は飼い主さんにとって“はじめの一歩”ですが、こうした事情からあまりに高額な霊園や葬儀を勧められた場合は、少し疑ってみるとよいでしょう。

 飼い主さんによっては、火葬が済んだペットの遺骨を気持ちの整理がつくまで仏壇などに置いておくこともあるかもしれません。それで区切りがついたときにお別れするなら、ほかのペットと一緒に埋葬する合葬や合同供養があります。「一緒」に抵抗がある方には不向きですが、単独で埋葬するより諸費用は安くなります。


 飼い主さん自身がペットと一緒に埋葬してもらいたい。そんなことを考える人もいるでしょう。私もそうで、これまでに世話した犬や猫の遺骨を縁のある霊園に預け、私が最期を迎えたとき、その遺骨を戻してもらい、一緒に私の墓に埋葬してもらえるように妻の了解も得ています。ペットとヒトの遺骨を一緒に埋葬してくれるところは今や少なくありません。仏教系の宗派は比較的、寛容なようです。そんな選択肢もあることも覚えておくとよいでしょう。

(カーター動物病院・片岡重明院長)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    Netflixで話題「古畑任三郎」 伝説の神回《動機の鑑定》に描かれる古美術界のリアリティーに迫る

  2. 2

    高市首相が今上陛下を「こんじょうへいか」と呼んだのは「不敬」なのか?

  3. 3

    ストレス過多なコールセンター業務 それでも「孤独よりマシ」というシニアの「底なしの孤立」

  4. 4

    今も続く「皇室典範」は出来の悪い法律…男の側に不妊の原因を求める発想がなかった時代の産物だ

  5. 5

    下高井戸「月見湯温泉」は新宿からすぐの人情味あふれる銭湯

  1. 6

    「派遣でコールセンター」とは正直に言えない…借金返済のため同業を掛け持ちするシニア男性の悲哀

  2. 7

    今や65歳以上の4人に1人が働く社会に…再雇用は当たり前、社員と同一労働、同一賃金への見直しも進む

  3. 8

    税収が前年度比「9兆円増」の異様とカラクリ…恩恵なく生活が苦しい庶民から飛び交う怨嗟の声

  4. 9

    「コンサル」名乗るシニアは「ほぼ無職」 それでも「自分は現役ホワイトカラー」の仮面を外せないオジさんたちの終わりなき戦い

  5. 10

    オランダ訪問の晩餐会での天皇のスピーチと雅子皇后…"旧宮家"に求められる「皇室外交」と担い手の難しさ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    Netflixで話題「古畑任三郎」 伝説の神回《動機の鑑定》に描かれる古美術界のリアリティーに迫る

  2. 2

    メジャー屈指の不人気球団が佐々木麟太郎を指名…“銭ゲバ”マーリンズの黒歴史

  3. 3

    関根勤「枕営業」証言の衝撃…マリエ『すべてはつながっています』発言の真意

  4. 4

    活動終了「嵐」メンバー「消える人」と「生き残る人」…“一番先行きが厳しい”のは?

  5. 5

    高市早苗が「2025年のバカ」第1位!不名誉トップ10に麻生太郎、“ウンコにタカる銀蠅議員”らがランクイン

  1. 6

    ビートルズよりもストーンズよりもすごいバンド、ラトルズ!

  2. 7

    高市首相2カ月ぶり党首討論「嘘と居直り」のデタラメ60分…国民民主に猫なで声、公明には高圧

  3. 8

    高市早苗氏が地元奈良でブチかました“敵前逃亡”…挙げ句に吐いた苦しすぎる“言い訳”

  4. 9

    ドジャース大谷翔平“満身創痍”の深刻度…本人が「ムリ」と判断し前半戦最終登板と球宴を回避

  5. 10

    シングル盤を寄せ集めたB面がマジカルで実に楽しい