一般的なコメが5キロ5000円も…価格高騰で「コメ転がし」マネーゲーム化の動き

公開日: 更新日:

■相場をにらみつつ囲い込み

 コメは保存状態によって収穫から最長2年は持つ。より高値で売るためすぐに流通させず、相場をにらみながら囲い込みが行われているとのこと。

「以前は農協を通さない取引はヤミ米とされていましたが、食糧管理法の廃止で流通が自由に行われるようになりました。価値があるものに高い値段がつくのは当然ですが、価格高騰に乗じて、中にはそうでないものにも高い値段がつけられています」(常本泰志氏)

 よほど味覚が鋭敏でないと、品質の優劣を見分けるのは難しいという。

「コメの食味を繊細に感じられる人は極めて少なく、表示銘柄さえ合っていればパッと見では分からないので、それで満足している人もいます。品質に問題がある状態で出荷しても高値で取引されているケースも。信頼できる販売店で買うことが大切です」(常本泰志氏)

 完全な売り手市場となったことでコメはスーパーで特売されなくなったが、今の価格は行き過ぎているため、いったん落ち着くはずだという。

 だが、少子高齢化で離農が進むこと、工業製品と違い増産ができないことから、高値傾向は続くとみられている。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  2. 2

    九州国際大付野球部で暴力事件 楠城監督が日刊ゲンダイに明かした「不祥事」への言い分

  3. 3

    渋野日向子が米ツアー「出場かなわず」都落ちも…国内ツアーもまったく期待できない残念データ

  4. 4

    世界陸上マラソンで金メダル谷口浩美さんは年金もらい、炊事洗濯の私生活。通学路の旗振り当番も日課に

  5. 5

    日本ハム伊藤大海が受けた甚大被害 WBC「本当の戦犯」は侍ジャパンのベンチだった!

  1. 6

    高利回りの「個人向け社債」に注目 短期の募集で早い者勝ち

  2. 7

    WBC惨敗は必然だった!井端監督の傲慢姿勢が招いたブルペン崩壊【総集編】

  3. 8

    高市首相が自衛隊派遣めぐり安倍側近と壮絶バトル→「クビ切り宣言」の恐るべき暴走ぶり “粛清連発”も画策か

  4. 9

    政権内で孤立する“裸の高市首相” 「ストレス高じて心因性疾患」を危ぶむ声

  5. 10

    駐車トラブルの柏原崇 畑野浩子と離婚