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柏木理佳生活経済ジャーナリスト

生活経済ジャーナリスト。FP(ファイナンシャルプランナー)、MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。一児の母。大学教員として経営戦略、マーケティングなどの科目を担当、現在は立教大学特任教授。近著「共働きなのに、お金が全然、貯まりません!」(三笠書房)など著書多数。

家飲みのお供にいかが? セブン&アイvsローソン「チーズ鱈」の塩分や甘さは

公開日: 更新日:

 そこで、ローソン(なとりと共同開発)とセブン&アイ・ホールディングスのプライベートブランド(PB)同士の「チーズ鱈」を比較してみます。こういったチーズは甘ったるくもなく、手もベタベタ汚れなくていいです。

 今年は昭和100年。昭和ブームのレトロなネオ居酒屋などがはやってますが、家飲みでも、ネオつまみとして、パンやカレーなど洋食系が人気です。つまり、焼酎にもろきゅうという時代ではなく、フランスパンにカレーをつけて食べたり、洋風のチーズを食べるのが流行のようです。

 なので、おつまみ風のチーズが人気なのでしょう。

 ローソンとの共同開発をしている「なとり」の商品は30グラム入りで、エネルギーは103キロカロリー、食塩相当量は0.9グラム。パッケージにはなとりのマークを前面的に出していてローソンが絡んでいるとはわからないくらい。ローソンの文字は控えめです。

■安さではローソンに軍配

 セブンのPBは32グラムでエネルギーは108キロカロリー、食塩相当量は1グラムです。値段はローソンが158円(税込み)、セブンは192円(同)です。食物繊維0.3グラムと糖質4.4グラムはどちらも同じです。原材料は、ローソンは、米国、豪州製造のチーズと明記されていますが、セブンは外国製造と書かれているだけです。味は同じような感触と塩分と甘さですが、安さではローソンでしょう。メーカーにとってみるとPBの利益率は低いようですが、必ず陳列してくれるというメリットもあります。

 噛むのが健康にいいとはいえ、ガムは歯に詰まるし、アメも喉に詰まったらよくない。そんなときにおつまみ用のチーズはいいかもしれません。

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