「白水湯」爆熱オートロウリュ4セット。全身あまみ大島状態が恥ずかしい

公開日: 更新日:

 東京メトロ日比谷線入谷駅3番出口からすぐ。1950年代創業の「白水湯」は昨年リニューアルしたとあって、シックな壁とガラス窓がモダンな感じっス。靴を脱いでフロントで、入浴料550円+サウナ代400円+レンタルタオルセット代100円を支払うと、「サウナ代は土日祝500円、イベントのある特別日は700円になります」と温和な店長の保坂忠さん。

 あ~、寒くて風呂が恋しい。マッハで服を脱いだら、洗い場に用意されたボディーソープとリンスインシャンプーで汚れを落としましょう。湯は井戸水を使用とのこと。

 広い湯船の白湯は41度。その一角にあるボタン式のハイパワージェット1床とビリビリ強めの電気風呂も楽しんだら、隣の高温深風呂にザブン。水深90センチ、43.5度は日替わりの薬湯で、その日は濃いエンジ色の福寿香。体に良さげな生薬の香りが漂うバイブラで体がポカポカになったぞ。さて、浴場奥のサウナに参りましょうか。

 おお、ドアには「爆熱オートロウリュ」の文字が躍っていた。ビート板を手に気を引き締めて中に入ると、広いぞ。サウナストーンこんもりのサウナヒーターと遠赤外線サウナストーブのダブル熱源で、その正面にピカピカのヒノキ造りストレート3段ベンチがデーン。定員は余裕の20人。平日午後でも混雑する中、適度な間隔をとって上段にどっこいしょ。

 86度。マイルドな熱さにのんびりしていたら、突然、ストーンがライティングされた。20分ごとのオートロウリュっス。10秒ほどロウリュされた次の瞬間、吹き出し口2つのパンカールーバーからブホーッと凄まじい音を立てて激アツ熱波が拡散された。あぢぃ~~。耳がヒリヒリする熱さに思わず首を垂れたところ、ヒーターそばの香太くんからはホロ甘さが。

 1分後に2回目が始まると、上段真ん中の若者が脱落。そこが激アツ熱波を真正面で食らうポイントで、どれどれと移動してみたら、ビシビシッと熱波の針がスゲー。くうっ、痛いけど気持ちイーッ。合計3回、3分のイベント終了後は、汗ダラッダラでしたぜ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い