著者のコラム一覧
多賀一晃生活家電.com主宰

大手メーカーで商品開発、企画を担当後に独立。「生活家電.com」主宰。

(88)改良に改良が重ねられた最新の断熱材を使った冷蔵庫がスゴイ!

公開日: 更新日:

 冷蔵庫を買い替える時、必ず問われるのが幅と内容量。内容量は、大きい方がいいに決まっています。コロナ禍で買い物回数を減らすための買いだめも当たり前になりました。が、冷蔵庫の容量はコロナ禍の前から大きいのが売れています。なぜでしょう?

 2017年に日本電機工業会は冷蔵庫の容量の算出式を変更してます。

 今の冷蔵庫の容量の算出式は、70リットル×家族の人数+120~170リットル(常備食材)+100リットル(予備食材)。それまでは常備食材100リットル、予備食材70リットルでしたから、100リットルも違います。

 これは人が食べる量が増えたからではありません。種類が増えたのです。端的な例がお弁当。昔は今ほどカラフルではありません。カラフルに見えるのはおかずの種類が増えたから。メイン以外のおかずを多種少量入れます。ドレッシングも多種多様。その傾向が止まらないため、冷蔵庫は大容量化し、使いにくくなりました。東芝のユーザー調査では、550リットル以下の冷蔵庫を使っている人は、容量が少なければ少ないほど、奥行きを何とかして欲しいと考えています。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償