「勉強が続かない」「つい食べ過ぎてしまう」…いつまでたっても意志の弱さを変えられない理由

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自分の行動主体なら、他人に流されない

 しかし、他人がどう思うか、どう感じるかはコントロール不能。

 そこを自分の軸に据えてしまうと、どうしても見返りを求めたり、他人任せになったりしてしまいがちです。結果として「思ったほど喜んでもらえなかった……」「やっぱり認めてもらえない……」と不毛な時間にハマってしまいます。

 では、「良い自分軸」とはどんなものか。

 良い自分軸

「誰かに喜んでもらいたいからこそ、まずは自分が挑戦することを大切にする」

「認められたいからこそ、質の高いフォロワーを増やして、影響力のある発信者になる」

 こうした自分の行動が主体の自分軸ならば、他人の評価に一喜一憂しにくくなり、「やめたいのにやめられない習慣」に流されるリスクもぐっと減っていきます。

 たとえば、「SNS断ち」や「読書」を習慣化したいと思ったとしましょう。

 でも、「何を大切にしたいのか?」「どういう未来のために、それを習慣化したいのか?」という自分軸が不明瞭のままだと、「今日は忙しいから明日でいいや」「疲れちゃったし、まあいいか」と言って、ズルズル先延ばしになってしまいます。

 逆に、「親が子どもに対して自ら勉強する姿勢を見せることが大切だし、キャリアアップして家族と豊かな時間を過ごしたい」といった明確な自分軸があると、多少しんどいタイミングでも「SNS断ち」や「読書」などの習慣を続けやすくなります。

▽佐藤悠希(さとうゆうき) 株式会社アナザーヒストリー 代表取締役 株式会社エンカレッジ・イノベーション 代表取締役 1977年生まれ。広告営業として、株式会社リクルートに入社。効率化を考え抜いた独自の営業スタイルで、早くも1年目から2年連続でMVP獲得。しかしマネージャー職になると、その激しい手腕が逆効果となりチーム業績は低迷し、離職者が続く。育児の大変さも伴い、家族との関係も崩壊寸前に。そんな人生のどん底でアドラー心理学とコーチングに出会い、自分のチームで「メンバーに問いかけ、勇気づける」を実践したところ、状況が一変。半年後には過去最高の売上と利益を達成。同時に、子育てをはじめ家族との関係も激変したことから「この思考法とメソッドを、もっと多くの人に伝えたい」と2014年に独立。以降、アドラー心理学をベースにした組織開発、人材育成でのべ3万人以上を研修でコーチング。クライアントはメガバンク、電気・電力会社、大手食品企業といった東証プライム上場企業から、成長中の中小企業、行政まで多岐にわたる。従業員全員の意識が変わるだけでなく、チーム業績もアップさせ、「30年間で最高の研修」と称賛されることも。

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