ぶら下げられたニンジンはパクッと食べて走らなければいい…これが賢明な国民の行動だ
「ごっつぁんです!」と手刀を切ればいいのである。
すでに引退したシニアにとって、給付金はありがたいもの。もらっておけばいいのである。
ニンジンをぶら下げられたら、パクッと食べる。しかし、走らなければいい。これが賢明な国民の行動だ。
「1本でもニンジン、2本でニンジン~♪♪」
決してウマくはないけど、「僕は大好きニンジン娘♪」である。
財務省の思惑は「恒久減税はダメだけど、一時的な給付金ならOK」だ。
「税収の上振れ分や予備費の範囲内ならば大丈夫」「国民に与える餌はこの程度でいいだろう」といった感覚だ。
だから、われわれは自公に投票するフリをして、他党に入れるしかない。もちろん、そこから先は個人の自由。自分にメリットのある党に投票すればいい。これがせめてもの抵抗となる。
「ニンジンもいいけど、本当はリンゴが好きなんだよね」
そんなウマの本音が聞こえてきそうな今日この頃。果たして国民は“甘いリンゴ”に唇を寄せることができるのだろうか。
「♪何にも言わないけれど、気持ちはよくわかる~♪」
戦後にはやった「リンゴの唄」のように、混乱の世界を生き延びる勇気、そして明日への希望を持ちながら参院選を迎えるようにしたい。