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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

若い世代に大人気の「デビットカード」は中高年こそ使いこなしたい

公開日: 更新日:

 若者だけが得をする時代になってしまったのか。

 だが、シニアたちも負けてはいられない。すぐにデビットカードを作ろうではないか。

 しかも、なかには預金残高にしたがって、ポイントがアップするものも出てきている。200万円で0.25%、500万円で0.5%、1000万円で0.75%が上乗せされる。

「君たち、まだ実質1%なの? おじさんのは2.0%だよ」と自慢できるのだ。

 そんななか最近、気になることが……。寝ている間に、小さな傷が複数できている。

 両足の付け根あたりに。しかも、どうも治りが悪い。よくよく調べてみると、どうやらズボンのポケットに小銭を入れたまま寝てしまうかららしい。それが圧迫痕となって、現れてくる。

 でも、大丈夫。デビットカードならば、小銭をチャラチャラ持つ必要はない。お会計はいつもスマートに決済。スリムなズボンをはいて、“イケオジ”を演じることもできる。“黒いカード”をチラつかせながら、颯爽と町を歩いていくのだ──-そんな妄想にふけりながら、ネットで“仕組み”を丹念に調べることになる。

「なるほど、こういうふうになっていたのか」

 まだまだ時代は俺たちのモノ。うまく使いこなして、“人生のポイント”をアップしていこう。

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