NHK天気予報「見るコツ」「聞くポイント」気温の実感がいつも2、3度低いのはなぜ?
東京や大阪の観測点は都心部なので、ヒートアイランド現象もあって気温は高めに出る。郊外はそれより2、3度低いというわけだ。
また、テレビの気象番組は見るものではなく、聞くものなのだという。どういうことか。ベテラン気象予報士は苦笑しながらこう話す。
「各地のお天気は、晴れ、雨(雪)、曇りのマークで表示されますが、実際はそんな単純ではありません。そこで、気象キャスターは『晴れマークですが、短時間の雨がありそうです』としゃべりでカバーします。でも、視聴者にはお天気マークの印象が強く、ナレーションを聞いてくれない。で、雨が降ると、キャスターはちゃんと予報していたのに、“外れた!”になっちゃうんです」
「NHKニュースおはよう日本」のお天気担当(土・日・祝日)の南利幸はおじさんダジャレがウリで、「あすは暖かなのでコートを置いておこうと」などとやって日本中を凍りつかせているが、あれも「ナレーションを聞いてもらうための工夫」なのだという。
では、気象庁の的中率(降水の有無)はどのくらいか。83~86%となかなか高い。東京では高気圧に覆われる日が多い春と秋は当たりやすく、夕立のある夏は難しい。
(コラムニスト・海原かみな)



















