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髙橋裕樹弁護士

「すべては依頼者の笑顔のために」がモットー。3000件を超す法律相談実績を持ち、相続や離婚といった身近な法律問題から刑事事件、企業法務まで何でもこなすオールマイティーな“戦う弁護士”。裁判員裁判4連続無罪の偉業を成し遂げた実績を持つ。アトム市川船橋法律事務所。

坂口杏里さんはなぜ、300円のサンドイッチ万引で長期の拘束なのか

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 加えて、被害店舗との示談の成否も無視できません。コンビニやチェーン店などの店舗は、万引に対して厳格な対応を取ることが少なくなく、示談に応じないケースもあります。示談が成立しない場合には、早期の身柄解放が見送られる方向に働くこともあります。

 そして、本件では過去にも逮捕歴が報じられている点も、考慮され得る事情です。このような経緯がある場合には、単なる一回限りの軽微な犯行とは異なり、継続的な問題として評価され、より慎重な判断がなされることがあります。

 このように、刑事手続きにおける身柄拘束は、被害額の大小のみならず、生活状況、前科・前歴、再犯可能性、監督環境などを総合的に考慮して判断されます。そのため、少額の万引であっても、結果として長期間の拘束が続くケースは、実務上決して珍しいものではないのです。

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