健康寿命4年延長に必要な最小限の「3つの生活習慣」
先進諸国では、平均寿命の延伸傾向を認める一方、健康寿命は伸び悩んでいることが知られています。
睡眠の質や身体の活動量、バランスのよい栄養の摂取は、健康状態を良好に保ち、生活習慣病を予防する上でも重要な要素です。これらの要素はまた、相互に影響し合って健康状態に影響を与えることが一般的です。たとえば、睡眠不足が食欲を増加させることで、栄養バランスの偏りを招いたり、不眠症状が倦怠感を増加させることで、身体活動量の低下を招いたりすることもあるでしょう。
そのような中、寿命に与える睡眠、身体活動、栄養状態の影響を検討した研究論文が、「eクリニカルメディシン」という医学誌の電子版に2026年1月13日付で掲載されました。
英国で行われたこの研究では、バイオバンクと呼ばれる大規模医療データベースに登録されていた5万9078人(年齢中央値64.0歳、男性45.4%)が分析対象となっています。研究参加者は、手首装着型の電子デバイスによって、睡眠時間と身体活動時間が測定されました。栄養状態については、10項目で構成される食事の質スコアを用いて、0~100点で評価されました。


















