エアコン試運転したら「修理6万円です」…猛暑前の「5月点検」は本当に必要? “無料点検”業者の狙いも

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 業界でよく言われる目安は、エアコンの寿命がおおむね10年。修理費が新品価格の半分を超えるなら、買い替えを検討することが多い。故障箇所によっては修理費が高額になり、6万円前後の見積もりが出るケースもある。いっぽう新品は、6畳用のスタンダードモデルなら工事費込みで4万〜7万円ほど。中位グレードでも10万円前後で手に入る。修理代が6万円なら、買い替えも十分に比較対象だ。

 しかも、10年前の機種と最新機種では電気代がまったく違う。最新の省エネモデルに替えれば、年間で数千円〜1万円以上の電気代差が出るケースも珍しくない。修理して延命しても、毎月の電気代でじわじわ損をしていく構図になりかねない。

 考えるポイントを整理するとこうなる。

・使い始めて何年経つか(10年前後なら買い替え検討)
・修理費が本体価格の50%を超えるか
・部品保有期間(製造終了から原則10年)が切れていないか

 FPの立場で言えば、「修理6万円」と言われた時点で、即決せずに買い替え価格を一度調べてほしい。これだけで判断の精度がまったく変わる。家電量販店のチラシやネットの最安値を5分眺めれば、見積もりが妥当なのか割高なのかが見えてくる。

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