大阪市40代男性が「結核」で死亡…ナゼだ? 咳や痰が出ても1年も診断されず
■3週間続いたら注意
とはいえ、胸部レントゲンを実施していれば、結核を含めて何らかの疾患を疑ってもらえる。早めの受診は必要だろう。
現在の日本では、結核患者の多くは高齢者だ。矢野氏は「日本人では、若い頃に感染した結核菌が加齢による免疫低下をきっかけに発症するケースが多い」と説明する。
一方で、若年層は結核の流行地域から来日した外国籍の人の割合が比較的高いという。
どのような症状なら結核を疑うべきなのか。
「3週間以上、微熱や咳が続く場合は結核も考える必要があります。風邪と診断されても改善しない場合は、胸部レントゲンやCTなどの検査を受けることが重要です」
さらに結核は男性の患者が多い傾向がある。それはなぜか。
「喫煙率や飲酒量の多さに加え、糖尿病や慢性肺疾患などの持病、仕事や生活環境による感染機会、男性ホルモン(テストステロン)と免疫応答が関係している、といったことが理由と考えられます」
長引く“風邪”は放置しない方がいい。
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