サッカーW杯ブラジル対日本を六本木のブラジリアンバーで観戦 日本国内で“アウェー”に潜入した!

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いつしか健闘をたたえ合い…

 午前2時、いよいよキックオフ。試合が動いたのは前半29分、佐野海舟のミドルシュートが決まり、日本がまさかの先制。日本サポーターからは大歓声が上がる一方、ブラジルサポーターからは大きなどよめきが起こる。前半はGK鈴木彩艶の奮闘もあり、日本リードの1-0で終了。ハーフタイムには、ブラジルサイドに重苦しい雰囲気が漂っていた。

 迎えた後半11分、カゼミロのヘディングで試合が振り出しに戻った瞬間、うっぷんがたまっていたブラジルサポーターの歓喜が爆発。熱狂に沸いた。

 それからも膠着状態が続いたが、後半アディショナルタイムにマルチネリの劇的弾で、ブラジルが逆転。そのまま激戦の終了を告げるホイッスルが鳴ると、ブラジルサポーターから「ウワー!」と、割れんばかりの大歓声。「ブラジル! ブラジル!」と大合唱しながらハイタッチ、ハグ、さらには熱いキスを交わすカップルまでいた……!

 始発が動く時間になり、すっかり夜も明けていたが、店内は大音量のブラジル音楽が流れお祭り状態。すると、意気消沈していた日本サポーターも徐々に輪に加わり始め、ドンチャン騒ぎに合流した。ブラジルサポーターが「先制された時は終わったと思った。日本代表は強かった!」と言えば、日本サポーターは「本当に悔しい。けど、やっぱりブラジルは凄い」と返す。厳しい試合を超え、お互いの健闘をたたえ合っていた。

 最後の最後まで全力で戦い抜いた日本代表には勇気をもらい、ブラジル代表には世界王者の威厳を見せてもらった。ありがとう、日本代表! 優勝目指してバモ、ブラジル!

(取材・文=橋本悠太/日刊ゲンダイ

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