算数も国語もない入試? プログラミング入試って何? 中学受験"4教科神話"が崩れている

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■「4教科」ができなくても特技が武器になる時代

 このような入試が広まっている背景には、学校側の「ペーパーテストでは測れない才能を発掘したい」という強い思いがあります。これからのAI時代においては、言われたことを暗記して素早く処理する能力よりも、自ら「問い」を立て、論理的に考え、形にしていく力こそが求められます。 特定の教科の点数が低くても、何かに熱中し、自分で考えて実践した経験のある子どもは、入学後に飛躍的に伸びるポテンシャルを秘めています。

 中学校側もその事実に気づき、一芸に秀でた原石を積極的に迎え入れようとしているのです。

 「うちの子は算数が苦手だから…」「4教科まんべんなく点数が取れないから、中学受験は無理かもしれない」と諦めてしまう保護者の方を多く見てきました。しかし、時代は変わりました。4教科すべてが平均的にできなくても、プログラミングや、あるいはその他の特別な「特技」や「好きなこと」があれば、それが合格への強力な武器となる時代が到来したのです。


 今回ご紹介した事例は、中学受験がもはや「画一的な学力の競争」ではなく、「個性をぶつけ合う多様な舞台」へと進化していることを示しています。お子様が何かに夢中になっているのなら、それを無理にやめさせて机に向かわせるのではなく、その「好き」を伸ばし、受験の力に変える道を、ぜひ一度探ってみてはいかがでしょうか。そこには、中学受験の新たな希望の光があるはずです。

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