著者のコラム一覧
島田裕巳宗教学者、作家

1953年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。宗教学者、作家。現在、東京通信大学非常勤講師。「葬式は、要らない」「死に方の思想」「日本の新宗教」、「日本人にとって皇室とは何か」など著書多数。

皇族費増額の彬子女王、ブータン訪問にまた波紋…同行・伊藤穰一氏とエプスタインの“過去”

公開日: 更新日:

 伊藤氏がブータンに呼ばれたのは、茶道を嗜むからでもあるが、彬子女王との関係は深い。

 彬子女王は、2024年10月に千葉工業大学から名誉博士号を授与されているが、その制度が発足したのは同年2月で、彬子女王はその第1号であった。

 それも、彬子女王が同大学において特別教授や主席研究員として教育や研究の活動に従事してきたからである。見逃せないのは、トルコのアナトリアの遺跡発掘に貢献したことが功績とされている点である。

 この発掘事業は、彬子女王の祖父である三笠宮崇仁親王の発意で生まれた「中近東文化センター附属アナトリア考古学研究所」が行ってきたもので、千葉工業大学がそれに協力し、資金援助も行っている。関係が深いというのは、そうした背景があるからである。

 今回の皇室典範改正で、彬子女王だけが皇族費を増額されることになった。また、王室からの招きとは言え、熊本での震災直後にブータンを訪問したことで、世論はそれに疑問を抱いている。


 そんななかでの訪問に伊藤氏が同行したことで、さらに彬子女王への疑問の声は高まっている。

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