「火葬待ち」に重くのしかかる経済的負担
生前に予約はできなくても、残された家族がパニックや余計な出費に見舞われないための備えはできる。
①追加費用(安置料・ドライアイス代)の明示がある葬儀社を比較しておく
②自社で保冷保管設備を持つ業者や公営斎場の活用を検討する
③「火葬待ちが長い場合は直葬や家族葬で日程を柔軟にする」など、エンディングノートなどで家族に意思を伝えておく
ちなみにアメリカには、将来の復活を夢見てご遺体をマイナス196度の液体窒素で凍結保存する会社(アルコー延命財団など)が存在する。費用は全身保存で約2000万円以上。火葬待ちのドライアイス代どころではない巨額の「家賃」を前払いして、未来への行列に並ぶシステムだ。
桁違いとはいえ「冷やして順番を待つ」意味では大差ないのかもしれない。死んでまで冷やされ、追加料金を気にしながら順番待ちをさせられる現代のシニア事情。なるほど、これでは本当に「おちおち死んでもいられない」。


















