「2016たばこ白書」検証<中>米国に倣った「4段階判定」は法制化の推進要因?

公開日: 更新日:

 今回の「たばこ白書」の目玉とされているのは、喫煙と肺がんなど病気の因果関係についての包括的評価。米国公衆衛生総監報告書に倣い、レベル1(科学的証拠は、因果関係を推定するのに十分である)、レベル2(因果関係を示唆しているが十分ではない)、レベル3(不十分である)、レベル4(因果関係がないことを示唆)の4段階で判定した。

 その結果、喫煙者本人への影響としては、肺、口腔・咽頭、食道、胃などのがんに加え、虚血性心疾患、脳卒中などが、受動喫煙では肺がん、虚血性心疾患、脳卒中などがレベル1とされた。

 注目を集めたのは受動喫煙と肺がん。「白書」案が公表された8月31日のタイミングに合わせる形で、国立がん研究センターの研究者を中心とする研究班が「受動喫煙の肺がんリスクが28%上昇」との研究結果を発表。メディアがこぞって取り上げた。世界禁煙デーのタイミングで発表された「受動喫煙による死亡者1万5000人」と合わせて、受動喫煙の被害を強調したのである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    竹内涼真は東出級の反感も…コロナ禍に同棲女優追い出し報

  2. 2

    安倍首相「逃げ恥作戦」大誤算…G7サミット延期で計画倒れ

  3. 3

    杏とは“リモート離婚”…東出昌大のイバラ道はまだまだ続く

  4. 4

    緊急事態延長で深まる親子の溝 東出昌大と重なる父の苦悩

  5. 5

    東京都「ステップ2」に移行 “第2波”危険スポットはどこだ

  6. 6

    交際報道めぐり発覚「平祐奈vs橋本環奈」熾烈な争いと因縁

  7. 7

    浪費はないはずなのに…定年後の1年で200万円が消えたナゼ

  8. 8

    松本穂香の出演は2年で10本!唐田えりかの“敵失”で急浮上

  9. 9

    日立は在宅勤務に舵 アフターコロナのサラリーマン生活

  10. 10

    使い道明確に…バド奥原の問題提言で露呈した悪しき慣習

もっと見る