個人投資家が今から株を買うなら…「オルカン」or「バランス」?

公開日: 更新日:

 自分で分散するのが難しければ、新NISAに対応した運用サービスを利用する方法もある。ウェルスナビは、新NISAを利用して全自動で運用できる「おまかせNISA」を提供している。6つの質問に答えると、世界の株式、債券、金、不動産を組み合わせた運用プランを提案してくれる。手数料は年率最大1.1%。松井証券は新NISA対応の「成長投資コース」を提供。8つの質問に答えると自分に合った運用プランを提案してくれる。手数料は最大で年率0.16%。

 できるだけコストを抑えて手軽に分散投資したいなら、バランスファンドを購入する方法もある。たとえば、「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」は、新NISAの成長投資枠で購入可能。国内外の株式や債券、リートなど8つの資産に均等に投資する商品だ。信託報酬は年0.143%以内。組み入れ資産を通貨別に見ると日本円が37.3%を占め、為替リスクも抑えられる。長期運用なら幅広い分散投資が安心だろう。

(ジャーナリスト・向山勇)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃