今日も岸田首相は裏金追及に“ヘラヘラ答弁” 野党は「総理の火の玉の決意は、線香花火程度」と痛烈皮肉

公開日: 更新日:

《岸田首相は今日も全くヤル気なし》《ここまで酷い答弁する総理大臣は見たことない》

 6日の参院予算委員会で答弁に立った岸田文雄首相(66)の発言に対し、SNS上では怒りを通り越して呆れの声が広がった。

 この日も、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件の問題が取り上げられ、立憲民主党小西洋之議員(52)は「(安倍派幹部らが)脱税をしているのではないか、そうした疑惑がある。なぜ岸田総理は派閥の7幹部に確認をしないのか」「幹部が怖いからですか」などと5回にわたって同様の質問を繰り返したのだが、岸田首相は総裁としての確認の有無を答えず、「党として事実確認の努力を続けていますが、今現在、確認できていない」と繰り返すばかり。

■呼ばれてもいない衆院政倫審には出席、呼ばれた参院政倫審は出席拒否

 小西氏はまた、派閥からキックバックされた裏金を「自分のお金として、自分が管理していたと言っている議員が10人程おり、これは脱税となる」などとして、これらの議員に対しても岸田首相があらためて「個人として受領したのか確認したのか」を問うたのだが、この質問に対しても岸田首相は真正面から答えず、「個人として受領したとは確認されていない。把握されていない」と、曖昧な発言に終始していた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった