中国新聞が安倍元首相「現金100万円手渡し」報道… “こんにゃく”疑惑で真実味帯びる「森友事件の100万円寄付」

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 永田町では「表に出せない」カネで、1000万円を「れんが」、100万円を「こんにゃく」などいう隠語で呼んでいるが、使途の公開が不要な「官房機密費」や、今国会でも焦点となっている「政策活動費」など億単位のカネを自由に扱えた安倍氏にとって、「こんにゃく」を手渡すことは通常の“政治活動”の感覚だったのかもしれない。

■政策活動費も機密費も使途を公開しなくていい、というから賄賂性が高くなる

 こうなると、今さらとはいえ、俄然、真実味を帯びてくるのが2017年に発覚した「森友事件」でも話題となった「安倍氏からの100万円寄付」の話だ。

 国有地が8億円も値引きされ、学校法人に払い下げられた前代未聞の事件では、当時の森友学園理事長が安倍氏の妻の昭恵氏から「領収書は結構です」と言われて現金100万円を受け取った、などと国会の証人喚問で証言。真偽を巡って国会質疑でも繰り返し取り上げられたものの、結局、真相は闇のまま終わった。

《政策活動費も機密費も使途を公開しなくていい、というから賄賂性が高くなる。もうやめるべき》

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