「トランプ関税」が東京市場を直撃!日本株は2.18に再下落か…“報復合戦”勃発なら米国株の大暴落も

公開日: 更新日:

 ヤバイのは「報復関税」をかけあう応酬に発展した場合だ。カナダのトルドー首相は、アメリカ製品への25%報復関税を表明していた。

 1カ月後、アメリカがカナダ、メキシコに「25%関税」を発動し、それに対してカナダ、メキシコが「報復関税」をかけたら、怒り狂ったトランプ大統領は「だったら、カナダに50%の関税をかける」と再報復しかねない。互いにヒートアップした
ら、世界的な景気後退の懸念が強まり、東京市場はもう一段下落しておかしくない。

 最悪なのは、アメリカ株の暴落である。

「この数年、世界経済はアメリカの独り勝ちで、NYダウも上昇を続けてきました。しかし、世界的な景気後退が起こったら、アメリカも無傷では済まないのではないか。すでに、NY株は割高だという指摘もあります。東京市場はアメリカ市場と連動性が高いだけに、NY株が下落したら、急落する恐れがあります」(斎藤満氏)

 新NISAを始めたばかりの投資ビギナーは、ヒヤヒヤしているに違いない。

  ◇  ◇  ◇

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人vs阪神またもドラフト場外戦勃発!1巡目指名8年で5回モロかぶり…中日とヤクルトも参戦か

  2. 2

    叱責、鉄拳、罰金…試練の日々で星野監督よりも「怖かった人」

  3. 3

    ドラフト外入団の憂き目に半ば不貞腐れていたボクを最初に見出してくれたのは山本浩二さんだった

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 5

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  1. 6

    前橋市長の「ラブホ通い詰め」だけじゃない…有名女優らもキャッチされた格安ラブホ不倫劇の舞台裏

  2. 7

    次期巨人監督へ桑田二軍監督が腕まくり! 松井秀喜氏への“つなぎ登板”は球団の思惑とも合致

  3. 8

    林芳正氏が自民党総裁選“台風の目に”…「2強」失速でまさかの決戦投票進出あるか

  4. 9

    国民民主・玉木代表が維新の“自民すり寄り”に猛ジェラシー! 総裁選後の「補完勢力」の座めぐり場外乱闘勃発

  5. 10

    杉田かおるの窮地を陰から支えていた舘ひろしの男気