「トランプ関税」が東京市場を直撃!日本株は2.18に再下落か…“報復合戦”勃発なら米国株の大暴落も

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 ヤバイのは「報復関税」をかけあう応酬に発展した場合だ。カナダのトルドー首相は、アメリカ製品への25%報復関税を表明していた。

 1カ月後、アメリカがカナダ、メキシコに「25%関税」を発動し、それに対してカナダ、メキシコが「報復関税」をかけたら、怒り狂ったトランプ大統領は「だったら、カナダに50%の関税をかける」と再報復しかねない。互いにヒートアップした
ら、世界的な景気後退の懸念が強まり、東京市場はもう一段下落しておかしくない。

 最悪なのは、アメリカ株の暴落である。

「この数年、世界経済はアメリカの独り勝ちで、NYダウも上昇を続けてきました。しかし、世界的な景気後退が起こったら、アメリカも無傷では済まないのではないか。すでに、NY株は割高だという指摘もあります。東京市場はアメリカ市場と連動性が高いだけに、NY株が下落したら、急落する恐れがあります」(斎藤満氏)

 新NISAを始めたばかりの投資ビギナーは、ヒヤヒヤしているに違いない。

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