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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

「8月29日」に日米で起きていたこと…値上げラッシュでさらなる物価上昇か? 日米関税交渉も暗礁に

公開日: 更新日:

■米連邦高裁の判断は…

 米連邦高裁がトランプ米政権に対し、国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づき発動した関税が違法であると判断したのも8月29日。トランプ政権はこの判決を連邦最高裁に上訴する可能性がある一方、国際貿易裁判所に差し戻して関税に対する差し止め命令の範囲を狭めるよう求める可能性もある。

 消費者物価の上昇圧力と、連邦高裁のトランプ関税への違法判断を受けた対米通商交渉。政府は自動車・部品産業の対米輸出減速も見据えてか、8月27日、デジタル産業の海外展開の促進策を議論する関係閣僚会議を首相官邸で開催した。漫画やゲームなどコンテンツ産業の支援策を盛り込んだ政策パッケージを策定する方針だ。

 同会議では、バンダイナムコホールディングス、ソニー・ミュージックエンタテインメントなどの経営陣が、政府による予算措置の拡充や現地でのビジネス支援、海賊版対策の強化の必要性を訴えた。

 七夕は一般的に7月7日だが、旧暦を基にした「伝統的な七夕」は8月29日だった。「織り姫と彦星」のように、トランプ政権と見合えなくても、コンテンツには追い風が吹こう。

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