解散総選挙で「高市トレード第2弾」スタート! 日経平均6万円は当たり前、7万円も夢じゃない

公開日: 更新日:

狙うは選挙関連と重点投資17分野

 そうなると気になるのは、どんな銘柄を仕込めばいいか。

「まずは選挙関連です。投票用紙を読み取る機械を手掛けるムサシ(7521)、出口調査にからむパソナグループ(2168)、期日前投票のシステムにかかわるNEC(6701)あたりが有望です」(前出の市場関係者)

 選挙事務所用にコピー機レンタルなどを行う大塚商会(4768)やリコーリース(8566)、選挙用ののぼりやたすき、腕章などのイタミアート(168A)も関連銘柄だ。

「本命は高市政権が戦略分野として掲げる17項目にかかわる企業でしょう。すでに株高傾向になっている銘柄は多いですが、より強固な安定政権が実現したら、一段と株高が鮮明になると思います」(前出の清水秀和氏)

 高市政権が重点投資する17分野は、AI・半導体や造船、量子、合成生物学・バイオ、航空・宇宙など(別表参照)。

 AI・半導体は東京エレクトロン(8035)やソフトバンクグループ(9984)あたりが関連銘柄だ。高市政権の発足は昨年10月21日。この日と、現在の株価を比べてみた。

 東京エレクトロンは3万710円(10月21日終値)が、4万2500円(1月22日終値)。上昇率は38%に達する。一方、ソフトバンクグループは31%の下落だ。

「ここが難しいところです。AI関連はエヌビディアに代表される米半導体株に左右されますし、トランプ米政権の政策にも影響を受けます。ソフトバンクグループはトランプ大統領に要請された米国への巨額投資が重しになっている面があります。いまの株式市場は高市トレードとトランプ大統領の言動で動いていると言っても過言ではありません。ソフトバンクグループにしても、現在の株価水準は“買いのチャンス”ととらえることも可能です。ただ、トランプ大統領の発言などで、もっと下落する危険性もありますが……」(証券アナリスト)

■大手証券も年末の6万円超えを予想

 どう判断するかは微妙なところだが、重点投資17分野が狙い目なのは間違いない。

 造船では名村造船所(7014)やいよぎんHD(5830)、資源・エネルギー安全保障・GXではENEOS HD(5020)、日本製鋼所(5631)など。防衛産業は三菱重工業(7011)、IHI(7013)あたりが有望。

 解散総選挙を受け、大手証券会社は株価予想を引き上げている。

 野村証券のストラテジストは26年12月の日経平均を5万6000円とした。ただし、上振れの場合は6万2000円。この上振れケースだと、27年12月は6万6000円、28年12月は6万9000円と予想している。

 大和証券は26年10~12月に6万円と予想。振れ幅は5万5000~6万2000円だ。

 市場は高市トレード第2弾で、一段高を想定している。乗っかってみますか?

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • トピックスのアクセスランキング

  1. 1

    羽田空港で航空機炎上…日本航空が支払う補償金「1人一律20万円」の根拠は?

  2. 2

    元安倍派・豊田真由子氏が「羽鳥慎一モーニングショー」で暴露!“パー券販売”の驚愕実態にSNS震撼

  3. 3

    トランプ米国がむさぼるベネズエラ石油利権に日本が負担する「巨額投資」 ジャパンマネーでインフラ修復か

  4. 4

    2026年は米価が値頃になるのか? 昨年末には最高値更新も業界には先安感漂う

  5. 5

    実質賃金11カ月連続減! 止まらない“マイナス地獄”は深掘り必至、高市首相は楽観も庶民は2026年も青息吐息

  1. 6

    「プーチン心停止で影武者代行」情報…訪中大失敗のストレス、ロ国内に広がる大統領5選は無理の空気

  2. 7

    名古屋のスーパーが「核融合エネルギー」を利用へ 国内初、世界でも4番目の売買契約

  3. 8

    飛び交う玉木雄一郎代表「12月辞任説」…国民民主党ついに倫理委員会で“グラドル不倫”調査

  4. 9

    自民“裏金非公認”は偽装だった!赤旗砲またも炸裂「党本部が非公認の支部に2000万円振り込み」の衝撃

  5. 10

    高市首相が年頭会見で「公約」も…実質賃金「プラス1.3%」達成は本当に実現できるのか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網