著者のコラム一覧
森岡英樹経済ジャーナリスト

1957年生まれ。早稲田大学卒業後、 経済記者となる。1997年、米コンサルタント会社「グリニッチ・ アソシエイト」のシニア・リサーチ・アソシエイト。並びに「パラゲイト ・コンサルタンツ」シニア・アドバイザーを兼任。2004年にジャーナリストとして独立。

伊藤忠がブックオフとのタッグで狙う業界トップの座 5%取得で2位の株主に

公開日: 更新日:

 ブックオフGHDは、中古書籍などの買い取り・販売を展開。トレーディングカード、DVDなど幅広く取り扱う。日本に加えて、米国やマレーシアなど計約840店舗を展開する。

 同社を巡っては、24年、複数店舗で従業員による架空買い取りや在庫の不適切計上などが発覚。関連損失は計6億1800万円に及んだが、業績は22年から連続黒字を維持している。

「衣料品や雑貨の買い取りなども行っており中古衣料でも売り上げを確保している」(メガバンク幹部)という。

 26年5月期の売上高は前期比6.5%増の1270億円、経常利益は同2.5%増の40億円を見込んでいる。

 成長の牽引役は、「ブックオフスーパーバザー」という大型店舗だ。同グループの店舗は主に3形態ある。1つは本やCD・DVD、ゲーム、携帯電話などを扱う伝統的な「ブックオフ」。2つ目はアパレルを加えた「ブックオフプラス」。そしてベビー用品からブランドバッグ、食器・楽器まであらゆる品目を扱う「スーパーバザー」だ。店舗面積もスーパーバザーはブックオフの約7倍と圧倒的な広さ。近年、ブックオフやブックオフプラスの店舗数を減らす一方、スーパーバザーの出店を拡充している。

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