伊藤忠がブックオフとのタッグで狙う業界トップの座 5%取得で2位の株主に
■伊藤忠がブックオフの買収に乗り出す見方も
伊藤忠が着目したのも、こうした「ブックオフが持つ多様な商品群と実店舗にある」(メガバンク幹部)という。背景には5大商社の首位争いが関係する。
「伊藤忠は非資源事業を核にナンバーワン奪取を狙い、ROE(自己資本利益率)15%以上を旗印に成長投資に力を入れている」(メガバンク幹部)というのだ。今期はM&Aなどに充てる1兆円の投資枠を設定済みだ。
伊藤忠の鉢村剛CFO(最高財務責任者)は、「ニッチな衰退分野であっても光るものがあれば積極的に投資する」と投資家に語っている。
伊藤忠は今回の出資により、中古品販売大手のハードオフコーポレーション(約8%の株式保有)に次ぐ、第2位の大株主に躍り出る。早くも市場では、「協業の成果次第で、伊藤忠がブックオフの買収に乗り出すのではないか」との見方も浮上している。



















