著者のコラム一覧
森岡英樹経済ジャーナリスト

1957年生まれ。早稲田大学卒業後、 経済記者となる。1997年、米コンサルタント会社「グリニッチ・ アソシエイト」のシニア・リサーチ・アソシエイト。並びに「パラゲイト ・コンサルタンツ」シニア・アドバイザーを兼任。2004年にジャーナリストとして独立。

伊藤忠がブックオフとのタッグで狙う業界トップの座 5%取得で2位の株主に

公開日: 更新日:

■伊藤忠がブックオフの買収に乗り出す見方も

 伊藤忠が着目したのも、こうした「ブックオフが持つ多様な商品群と実店舗にある」(メガバンク幹部)という。背景には5大商社の首位争いが関係する。

「伊藤忠は非資源事業を核にナンバーワン奪取を狙い、ROE(自己資本利益率)15%以上を旗印に成長投資に力を入れている」(メガバンク幹部)というのだ。今期はM&Aなどに充てる1兆円の投資枠を設定済みだ。

 伊藤忠の鉢村剛CFO(最高財務責任者)は、「ニッチな衰退分野であっても光るものがあれば積極的に投資する」と投資家に語っている。

 伊藤忠は今回の出資により、中古品販売大手のハードオフコーポレーション(約8%の株式保有)に次ぐ、第2位の大株主に躍り出る。早くも市場では、「協業の成果次第で、伊藤忠がブックオフの買収に乗り出すのではないか」との見方も浮上している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • トピックスのアクセスランキング

  1. 1

    止まらない長期金利上昇に高市政権ビビり…「骨太の方針」原案発表から数日で慌てて修正の前代未聞

  2. 2

    家族連れ、夫婦、出張…新幹線代をケチって自由席へ「指定席代」は節約すべき対象?

  3. 3

    止まらない米イラン報復合戦が日本に追い打ち…輸入物価“爆騰”6年前から倍増、前年比も3割増の勢い

  4. 4

    民間在庫量が過去最多、強まる先安感にコメ業界複雑…消費者安堵の裏で生産者が大量離農の恐れ

  5. 5

    289億円負債で経営破綻した絆ホールディングスと政界の“不可解なキズナ”を福祉関係者が注視

  1. 6

    円安は止まらず、ドルベースの日経平均株価は下落…海外勢の利益確定売りは今後も続く

  2. 7

    ヨドバシが駅直結の東口で開業 池袋家電戦争で問われるビックとヤマダの戦略

  3. 8

    補正予算3兆円は全額赤字国債、財政悪化懸念に高市・片山コンビが“安心感”強調も…マーケットの不信感は募るばかり

  4. 9

    経済オンチ高市政権の呆れた居直り…「骨太の方針2026」で堂々“円安インフレ容認宣言”盛り込む

  5. 10

    ドル建て利回りは4%台…どの程度の為替レートなら元本割れか、損益分岐点は必ずチェックを

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    麻生太郎が「皇室典範」改正を急ぐ理由は…“日本会議の30年の集い”に間に合わせたいから

  2. 2

    佐藤二朗の地上波ドラマはしばらく厳しいが…橋本愛の事態はもっと深刻

  3. 3

    福山雅治も結婚後は苦戦…亀梨和也も正念場を迎えている

  4. 4

    大谷翔平のホワイトハウス訪問に思わぬ落とし穴…トランプ大統領の「余計な援護射撃」に要注意

  5. 5

    48年ぶり映画出演の由美かおるさんが語る 人生が変わった瞬間「11PM」「水戸黄門」エピソード

  1. 6

    日本ハム伊藤大海が受けた甚大被害 WBC「本当の戦犯」は侍ジャパンのベンチだった!

  2. 7

    佐藤二朗vs橋本愛ハラスメント騒動は「文春嫌い」「フジテレビ嫌い」「共産党嫌い」が絡み合うカオスに

  3. 8

    国会嫌い高市首相「2つの疑惑」からの逃げ切りも画策…逆ギレから3週間、「秘書陳述書」提出の動きなし

  4. 9

    要潤、玉山鉄二、速水もこみち…40代イケオジ俳優3人の「人生いろいろ」

  5. 10

    西武は渋谷店閉店、池袋本店はヨドバシカメラに…海外ブランドに振り回される国内百貨店の実態