4年で血税8兆円超乱費「ガソリン補助金」が原油高と円安放置で“青天井”に…支給再開「2800億円」は1カ月強で枯渇
日銀は利上げを見送る公算
「原油価格が長期に高止まりする、あるいは上昇するリスクがある中で、ガソリン価格を一定に抑える補助政策では、支出に際限がなくなってしまう。原油減産による需給逼迫がいつまで続くか見通せないのに、場当たり的な補助でしのごうとすること自体、無謀です」(経済評論家・斎藤満氏)
先月末のイラン攻撃以降、円は対ドルで4円近く下落している。足元では1ドル=159円台前半に張り付き、節目の160円台突破もチラつく。
「きょうから2日間の日程で行われる金融政策決定会合で、日銀は利上げを見送る公算が高いですが、むしろ速やかに円安修正に動いて輸入コスト増を水際で食い止めるべきです。利上げ観測後退では、円安を加速させ、原油調達のコスト増を助長してしまいます」(斎藤満氏)
円安放置の尻ぬぐいに多額の血税を注がれては、たまったもんじゃない。
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「令和のオイルショック」に伴う日本経済の損失額は、年間20兆円を超えるとも言われている。関連記事【もっと読む】『“令和のオイルショック”で日本の損失は年間20兆円超 イランがホルムズ海峡に機雷敷設で原油再高騰必至』…では、円安加速による貿易赤字についても解説している。


















