Dashi Corporation 水野勉社長(1)大手食品会社から10年前に転職も、社員は10人足らず…

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 上海には4年半ほどいた。その間、当時のイズミ食品の水野喜法社長(たまたま同姓)から、うちに来ないかと、声を掛けられた。

「イズミ食品とは取引があり、商品開発時代に私が採用したものが急に作れなくなったと、喜法社長が謝罪に来たことがあって、その時、私は責めることなく、仕方ないですねで済ませた。私は忘れていたのですが、喜法社長は覚えていて、自分の後継者にしたいと思ったようです。その後も年に何度か顔を合わせていました」

 上海勤務3年目の頃、たまたま出張で東京に来た時、喜法社長から食事に誘われた。その時、将来の社長候補として来てほしいと言われたのだ。

「喜法社長が60歳を越えるタイミングで、創業家から後継社長をどうするのかという話があり、誘いたい人がいると、私をヘッドハンティングしようとしたようです。悩みました。在籍していた名古屋の会社の上司である役員は仲人で、仕事でもお世話になっていて、その人を裏切ることになる」

 ただ、中国での仕事はうまくいかないし、経営の仕事にも挑戦してみたいという思いもあった。

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