金価格が年初から約30%下落も…各国の中央銀行の需要は旺盛、再上昇へ期待大
それを強力に後押しするのが、各国の中央銀行による金需要だ。ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)のデータによると、2026年第1四半期の中央銀行による金需要は243.7トンで、前期比17%増、前年同期比3%増となった。中央銀行による金買いは地政学リスクの高まりとともに高水準の状態が続いている。
ロイター通信によると、中国人民銀行(中央銀行)は20カ月連続で金を購入。6月末時点の金準備は前月比48万トロイオンス増(約15トン相当)となり、23年10月以来の増加幅を見せた。価格下落の好機を逃さず買い増している格好だ。
短期的に見れば先行き不透明ではあるものの、中長期的視点に立てば、金価格の再上昇は十分に期待できそうだ。
(向山勇/ジャーナリスト)



















