東京・赤羽、先行する第1地区に110メートル級、せんべろの1番街が丸ごと潰される危機
全面公開だった議論が非公開に
区は基本計画を受け、「赤羽駅東口地区まちづくりガイドライン」策定を急ぐ。その第1回検討会は4月28日に開催されたが、その後は基盤・土地利用部会と施設整備部会は非公開で開催。赤羽小学校をはじめとする公共公益施設の改築・整備方針は、区役所内で非公開の会議で検討した後、区がたたき台を施設整備部会に提案する流れになっている。
基本計画では全面公開だった議論が、ここにきて非公開となるのはちょっと理解に苦しむだろう。
今年の第2回定例会で、のの山けん区議に指摘された山田加奈子区長はこう答弁した。
「部会は、関係機関等の専門性にかかわる議論を行う場であり、検討会の正副会長と相談の上で、非公開が妥当と判断しました。赤羽小学校の改築方針等の庁内検討は、すでに昨年度から教育委員会等の関係部署との間で進めていますが、庁内での議論については、ほかの計画や方針を策定する際と同様、特に公開することは考えていません」
非公開での議論の結果は、区のホームページや住民説明会などで報告するとしているが、住民の意見が反映された議論になるとは到底思えないだろう。
第一地区をめぐっては税金投入額が当初予測されていた57億円から88億円にハネ上がることが判明。建設コストの高騰でさらに膨れ上がる恐れも指摘されている。そんな状況から事業計画の再調査が明らかになっただけに、議論がまとまりそうにない中央地区も含め、赤羽の駅前再開発はまだ予断を許さないだろう。


















