シャープは大リストラへ 中国ハゲタカに交渉の余地はない

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 台湾企業・鴻海の傘下に入ったシャープは最大7000人をリストラするという。昨年9月には3200人が希望退職。その後も日本電産への流出が相次いでいるともっぱらだ。その上、さらに社員を削るのである。

 体力の弱った会社が生き残りのためにリストラするのは当然としても、郭台銘会長は買収前、「雇用を維持する」と語っていた。手のひらを返したやり口は、シャープ社員でなくても違和感を覚える。今後、日本企業を買収する中国企業はさらに増えるだろう。そのとき、どんなリストラが行われるのか。

 源頼朝伝説で知られる伊豆・修善寺の旅館は、中国の旅行会社に買収されて雰囲気が一変したという。

「中国人観光客に合わせて、料理はすべての皿を一度にドンと提供。土産物売り場のスタッフにはノルマが設けられ、配膳係の休憩はなくなり、10時間働きづめ。細やかなおもてなしをモットーに営業してきた日本人従業員には反発が強く、辞めた人は一人や二人じゃありません。その中には、マネジャーもいました。困ったほかのスタッフが中国人幹部と掛け合って本人と面談が行われましたが、『一度辞めた以上、配置転換した上でまずはバイト。社員への格上げは働きぶりを見てから』とニベもなく、マネジャーは『やってられるか』と去って行った。中国から送り込まれた社長は、“方針に従えないのなら出ていけ”という態度でした」(ある社員)

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