津田塾大学 島田精一理事長<2>メキシコで生死の瀬戸際に…

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 無類の本好きの島田精一氏。猿飛佐助からカミュ、カフカまで手当たり次第に読破。その中には人生を大きく左右したものも少なくない。就職を決めるにあたって影響を与えた一冊は武蔵高校2年の時に読んだゲーテの「イタリア紀行」だった。そこに出てくる「ナポリを見て死ね」という言葉に引かれ、「海外で仕事をしたい」との思いを強めていった。

 だが、現在のように多くの企業が世界各国に拠点を持っている時代ではない。東大法学部の4年になり、就職活動を開始した島田氏は、若いうちに外国に行かせてくれるような職場はないか、先輩に相談した。「外務省か商社」というのが先輩のアドバイスだった。

「外交官になるのなら家柄のいいところからお嫁さんをもらわなければダメだというんです。僕はわりあい正義感が強いところがあって、その先輩の言葉にカチンときた。“なんだそれ”という感じで、だったら商社にしようと……」

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