国民民主・玉木代表が「パワハラ問題」も7カ月放置の優柔不断…だから遠のく総理の座
国民民主は3月に調査委員会を設置。調査開始から約半年たった先月16日、玉木代表は会見で「ヒアリング等は終わり、取りまとめの段階に入っている」と言っていたのに、それから1カ月経った今も調査結果は公表されていない。
しかも、工藤市議に続いて離党した3人へのヒアリングは実施されていない。問題発覚直後、舟山康江両院議員総会長は3人もヒアリング対象だと認めていたのに、一体どうした? 公平性、客観性が担保されているのか極めて怪しい。
■日刊ゲンダイの質問に「我関せず」状態
日刊ゲンダイは14日の会見で、もろもろの問題を玉木代表に直接ブツけた。調査結果の公表は「近々に出ると聞いている」。3人のヒアリングについては「誰を調査対象にしているかは調査委に任せている。私は対象者選定に関与していない」と我関せず状態だ。玉木代表を知る政界関係者が言う。
「パワハラ問題の結果公表については、一番目立たないタイミングを見計らっているのでしょう。本来、こういう問題は公平な調査をサッサと進めて公表し、関係者を処分すべきです。グズグズしているのは玉木さんの優柔不断が原因。まあ、彼らしいと思います」
一事が万事である。
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