維新が主導「OTC類似薬」負担見直しに建設業界も悲鳴…痛め止めや去痰剤に自己負担上乗せなら家計大打撃
集会で東京土建労組の石村英明さんが、組合員を対象に11月の1カ月間で実施したアンケート調査について報告。受診・通院した際に処方された薬を集計したところ、痛み止めのロキソニン(80.6%)が圧倒的に多く、去痰剤のムコダイン(50.2%)、抗アレルギー薬のアレジオン(29.4%)と続いた。
職業柄、腰痛(34.8%)や五十肩(14.3%)、椎間板ヘルニア(10.8%)など筋骨格系の疾患はもちろん、アレルギー性鼻炎(29.4%)や喘息(8.5%)といった呼吸器系の病気も目立つ。石村さんは「粉塵や化学物質への暴露が多いという建設業特有の就労関係に原因がある可能性がある」「(見直しによって)家計負担を増やすことはやめて欲しい」と強調した。
ただでさえ人手不足と高齢化に喘ぐ建設業界に負担増まで強いてどうする。


















