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中村逸郎筑波大名誉教授

ロシア現代政治専攻。学習院大法学部卒、同大大学院政治学研究科博士後期課程単位取得退学。政治学博士。

“ロシアのビザ”で国後島を訪れる日本人が毎年いる 入域管理官が明かした衝撃の事実と実態

公開日: 更新日:

「祖国は貧しく、ロクな仕事がありません。国後島の平均月給の半分以下の(日本円換算で)5万円程度しか稼げないんです」

 北方領土の帰属をめぐる日ロ間の係争は知る由もない。「そんなことがあるなんて、知らなかった」と目をキョトンとさせた。

 島民の声を拾うと、中国韓国、北朝鮮に交じってウクライナからのビジネスマンや出稼ぎ労働者の滞在が激増している。年間数百人規模に達するようだ。国後島の人口は約1万1300人。それからすると、結構なボリュームだ。

 北方領土の返還交渉に焦る安倍政権は、こうした実態を把握しているのだろうか。 (つづく)

【連載】あの日の北方領土は…国後・択捉上陸ルポ

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