アマゾン気候の悪夢…有力国GL敗退“陰の主役”はマナウス

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 アマゾンの自然はダイナミックである。突然の豪雨、川の増水が輸送を阻んだ。また、終日工事が出来るのは年の半分、乾期のみ。その乾期でさえ、大雨が降り落雷が伴う。街は水浸し、あるいは停電になり工事は中断を余儀なくされた。結果としてスタジアム建設費は6億6950万レアル (約308億円)に膨れあがった。

 W杯出場国は、どこも厳しい予選を勝ち抜いてきており、弱い国はない。だからこそ、細部で差が出る。けた外れの高温多湿、もろい芝――。アレナ・アマゾニアを割り当てられた国は悪運に取りつかれたようなものだった。 アレナ・アマゾニアで試合をしたイタリアの選手たちは、ピッチのコンディションが悪いと不平をこぼしていた。

 G組最終戦はドイツ対アメリカだった。マナウスから来たアメリカの選手の動きはやはり良くなかった。それでも優勝候補の一角、ドイツに0-1と粘り、得失点差でポルトガルを抑えて決勝トーナメントに駒を進めた。まだアメリカはサッカーの世界では目立たない。しかし、しぶとい力があることをアレナ・アマゾニアは照らし出した。

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