チームと話し合い要求も…暴落止まらない香川の市場価値

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「ノーゴールもさることながら、2戦目のギリシャ戦では先発からも外れた。これも大きなマイナス評価です」(前出の平野氏)

■マンUで飼い殺されるか、欧州セカンドリーグ行きか

 ビッグクラブであるマンUは、今大会でも大物に目をつけており、コロンビア代表MFロドリゲスには移籍金110億円、アルゼンチン代表MFディ・マリアには70億円を用意するといわれている。2人とも、香川とポジションがかぶる。さらにチリ代表MFビダルも63億円で獲得に乗り出すと報じられている。攻撃的MFの移籍話ばかり持ち上がるのは、やはり香川の存在がチームで薄れている証拠だ。

 マンUの次期ファンハール監督(現オランダ代表監督)も、新チームにオランダ主力選手を据えるプランを持っており、香川はほぼ構想外。このままではマンUで飼い殺しにされる。

 5日付の英紙サン(電子版)によれば、香川がクラブ首脳との話し合いを求め、マンUも香川放出なら獲得した際の移籍金に近い1500万ポンド(約26億2500万円)を要求する方針。ところが一部では、香川の移籍金相場はすでに2、3億円まで暴落しており、ポルトガル、トルコといった欧州セカンドリーグしか行き先が見つからないといわれ、移籍金額が折り合わない可能性が高い。それを香川が嫌うなら、Jリーグに戻ってくることになる。

 また、ACミランで出番がなく放出される可能性の高い本田圭佑(28)に代わって、玉突き移籍で香川のACミラン入りも噂され始めた。これは、日本企業のスポンサー対策のためだ。

 いずれにせよ“香川株”は底割れ、厳しいシーズンが待っている。

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